SRRV 返上
2011年 SRRV 35歳からでも 2万 USドルのデポジットですむ
スマイル・プログラム開始
私は 初めて、21日、3週間、日本を離れ、フィリピン国内に滞在した。
手続きをする間は、PRA に パスポートを預けているので
近場の台湾や香港も、日本に戻ることも できない。
ひたすら、フィリピン国内で過ごすしか、ない。
ところが、困ったことに、世界中でたくさんある 日本パスポートのビザ不要滞在、
3ヶ月とか 6ヶ月の国々が多い中、フィリピンは 21日、たった3週間なのだ。
それ以上は、ビザか、永住権が必要だ。
他国より圧倒的に短い 21日、3週間なのに、
フィリピンの官公庁、PRAも含めて、とにかく手続きがトロい、時間がかかる。
日本の役所だったら、1日ですむところが、1週間かかる・・・
くらいの気持ちでいないと、日本人ならストレスでダウンしそうなほどだ。
そのくせ、自国民には甘く、他国人には 意外と厳しい。
私たちが 気が気じゃないのは、
永住権を取得するために、PRAにパスポート、預けているのに、
21日で手続きが終わらなかったら、なんと!
「フィリピン政府、官公庁の仕事が遅いために、不法滞在になってしまう」
というリスクにさらされるのだ。
まあ、大使館に事情を話せば、パスポート自体を手続きで預かっているのだから、
大丈夫だろうが、大使館とて、仕事のトロさは 似たり寄ったり・・・
なので、とにかく 手続きを依頼した担当者に、急かさせた。
あと、何と言っても苦労したのは、デポジットの2万USドルは、
現金持ち込みも、日本円持参で フィリピンで両替するのも認められず、
フィリピン国外から フィリピンの指定銀行への海外送金のみ。
私は、日本国内で、三菱UFJ、みずほ、三井住友、ゆうちょ銀行とあたったが、
どこも 2万ドル、円高で 1ドル80円くらいだったので 160万と手数料等を用意したのに、
お金の出所だの、使途だの、さまざま 手続きのために、本人確認はもちろん、
嫌がらせ同然の質問攻めに遭った。
で、結果、どこも引き受けを拒否された!!
結局、HSBC から USドル送金をかけるしか、方法がなかった。
さらには、日本にいる間に、送金手続きが完了できず、
チケットとスケジュール通り、私は フィリピン入りした。
フィリピン国内から、自分の香港の口座に、ネットバンキングでアクセスし、
送金をかけるしか、ない。
そしてここで問題は、1万ドルを超える大金を、
インターネットバンキング 1発で送金をかけるには、
送金限度額を引き上げる必要があり、
それは、HSBCの支店の窓口に、出向く必要がある。
HSBC の支店は、マニラの中心
ここはけっこう混雑してて、待ち時間も長い。
車移動なら、割と スムーズにいけそうな、アラバン支店に行くことにした。
アラバン支店で事情を話し、手続きをした。
increase limit
香港なまりの英語で、わかりにくかったので、
通訳にも入ってもらい、確認した。
香港本店は、本人しか、ブースに入れないそうだが、
ここは何とかなった。
その後、ネットバンキングで 無事、送金がかけられた。
自分はすでに フィリピンにいるのに、
香港の口座から、フィリピンに海外送金・・・・
このときも、日本の銀行など、本当に 信用できないと思った。
手続きの日数、労力もさることながら、この間の精神的なストレス、疲労も
相当なものだったので
SRRV が無事、取得できたときは、ほんと ホッとした。
そんなことで、取得の苦労を思うと、そうそう簡単に、解約、返上するのは、
しばらくの間、かなり 抵抗感があったのも事実です。